でんさんのダイエット白書 愛はいびきを退治する!? 一日三千歩で見る健康風景 ファンキー介護日記 それってホント 目の常識をうたがえ!! HOMEへもどる
愛はいびきを退治する!?

睡眠時無呼吸症候群は、メタボリックシンドロームと
関わりが大きいと考えられています。
そして、ぼくは紛れもなくメタボリックシンドローム予備軍。
メタボリックシンドロームは、ウエスト周囲が85cm(男性)、
90cm(女性)以上で、高血糖、高血圧、脂質異常の3項目のうち2つ以上当てはまるとメタボとされます。
前回は、その大枠として睡眠時無呼吸症候群とメタボの関係を調べました。
もうすこし詳しくみて、睡眠時無呼吸症候群と肥満、高血糖、高血圧、脂質異常、それぞれとの関係はどのように考えられているのでしょうか?

今週の「愛といびき退治」
ガメさんのスペック   体重74.6kg、ウエスト89cm、
週末はお嫁さんと外食デート
今週の目標体重   74kg、ウエスト88cm
いびき退治   CPAPの継続治療、ダイエット
ダイエット   タヒチアンダンス
嫁さんといっしょに夜の散歩(無理せず30分)
ウィークデイの禁酒、
ダンベル1日おきに 22キロを10回
  12キロを10回
  8キロを10回、
20キロもはじめました!
腕立て1日40回、
腹筋1日朝と晩に200回ずつ、
[PROFILE]ガメさん
47歳、妻帯者。若いころからボディビルダーのように筋肉を鍛えてきた。酔いつぶれるまでお酒を飲み、酔っ払うと3人前くらいの食事をぺろっとたいらげる。暴飲暴食に負けず劣らずいびき騒音はすさまじい。昨年、結婚してからは生活習慣を改めようと努力している。

いやいや。
円高やら株安やら、景気のこともそうなんですけど、
世の中どんどん世知辛くなっております。
それに、世の中狭いんだなあとも実感しております。
なにかって言いますと、
宝くじで2億円が当たった女性を殺害した容疑で、
新聞配達業の男性が逮捕された事件がありましたよね。
テレビで容疑者が住んでいたマンションが出ていました。
どっかで見たマンションだなあとおもって
家の近所をウォーキングがてら探していたら、
なんと家からたったの5分くらいのところだった!!
あまりの近さにビックリ!!
新聞をとっていたら、家に集金に来てたかも知れん!
そうじゃなくても、なんとなく犯人の顔に見覚えがあるのは
街のどっかですれ違っていたからかも知れん!
うーん。
おっそろしいなあ…。

今回は、前回と同様に、
愛知医科大学の篠辺龍二郎先生、前川正人先生、塩見利明先生の論文から
睡眠時無呼吸症候群とメタボの項目(肥満、高血糖、高血圧、脂質異常)についてそれぞれどんな関係があるのかをレポートします。

睡眠時無呼吸症候群と肥満

まずは肥満です。
よく耳にするように、肥満には洋ナシ型とりんご型があるといわれます。
睡眠時無呼吸症候群は、りんご型の腹部肥満が多いみたいです。
いびきや肥満が気になるみなさん、どうですか?
肥満の指数(BMI)が25以上の割合は、
30〜60歳代で年々増えているそうです(男性の場合)。
女性の場合は、年代別で変化はないとか
(いずれも平成15年厚労相国民栄養調査より)。
じゃあ、愛知医科大学の睡眠医療センターを受診した人はどうだったか?
男性では30〜50歳にかけて肥満が多く、
国民栄養調査の結果と符合したそうです。
女性の場合は、国民栄養調査の結果に反して
30〜60歳にかけて増加傾向がみられた。
睡眠時無呼吸症候群の肥満は、内臓脂肪蓄積型、つまりりんご型が多く、
その内臓脂肪量は、AHI(1時間での無呼吸低呼吸指数)と
相関関係があるそうで、睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、
のどの直径が狭く、首周りは逆に大きいという特長があったそうです。
この特長って、ぼくのことですか?

睡眠時無呼吸症候群と血圧

睡眠時無呼吸症候群では、呼吸が止まっているあいだに
交感神経が活発になるために、呼吸が再開するときに、
一時的に血圧が上昇するそうです。
それだけじゃない!
血液が低酸素の状態になるために、肺の動脈血管が痙攣を起こして
収縮し肺の高血圧が起こるそうです。
慢性的には、呼吸をしないことによって
心肥大が起こったり、高血圧が起こったりするそうです。
まだまだあります!
呼吸が止まったり、呼吸が再開したりを繰り返すと
覚醒反応によってよく眠られずに、
高血圧を起こす原因になるそうです。
睡眠時無呼吸症候群は、高血圧を引き起こす要因がたくさんあるんですね…。

睡眠時無呼吸症候群と高血糖

高血糖は、すい臓から出されるインスリンホルモンが問題となって起こります。
インスリンは血液のブドウ糖をエネルギーに変換するホルモンです。
インスリンはブドウ糖を脂肪や筋肉などに運びますが、
インスリンを受け取る受容体が機能しなくなる(インスリン抵抗性)と、
血糖値が上がったまま高血糖となります。
インスリン抵抗性の指標(HOMA指数)を使って調べてみると、
睡眠時無呼吸症候群とインスリン抵抗性は、体重とは関係なく相関し、
また、別の調査では、AHIが軽症・中等症で耐糖能異常があったそうです。
内臓脂肪の細胞に、エネルギーの負荷がかかると
インスリン抵抗性が引き起こされて糖尿病を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群と脂質異常

脂肪の高い食べ物は、脂肪細胞を大きくし、
インスリン抵抗性を悪化させます。
高血糖と高トリグリセリド血症(とくに食後のトリグリセリド)が高くなると、
悪玉コレステロールが増加します。
さらにHDLコレステロールが低下して脂質異常を引き起こします。

睡眠時無呼吸症候群は、高血圧、糖尿病、高脂血症を
引き起こしやすいという結果です。
おそろしい・・。
でもね、ネガティブな話ばかりではありません。
ぼくが受けているCPAP治療は、インスリン抵抗性を改善するという
報告があるんです。
インスリン抵抗性は、高血圧、糖尿病、高脂血症を引き起こす
キーワードですから、CPAPは睡眠時無呼吸症候群ばかりか、
生活習慣病の改善にもひと役果たしているのかもしれませんね。
CPAP!!続けますよ〜。

今週の動物と睡眠

動物の睡眠を調べはじめたきっかけは猫でした。
今回は、その猫の話です。
猫はほんとうに夢をみるのか?

フランスのミシェル・ジュヴェという睡眠科学者は、
猫も夢をみているという証拠を見つけた人です。
ふつう、夢の中での行動は実際には起こしません。
それは筋肉がすっかり緩んで身体が動けなくなっているからだそうです。
ジュヴェは、レム睡眠中でも筋肉が緩まないように猫の脳を手術しました。
すると、猫は夢をみているときにしているような不可思議な行動をします。
これを「夢幻様行動」と呼び、猫が夢をみている証拠だといわれています。

最近、夢幻様行動は人の病気としても注目されているようです。
夢幻様行動の猫と同じメカニズムだといわれる
「レム睡眠行動障害」という病気が知られるようになりました。
「夢遊病」の症状に似ていますが、まったく別の病気だといわれています。
レム睡眠中に身体の筋肉が動いて、夢の内容と同じ行動をしてしまう
病気だそうです。

みなさんといっしょに暮らしている猫ちゃんは、夢をみている!

いびきをかく猫ちゃんがいたら、ぜひ紹介してください!!

(参考:眠りを科学する 井上昌次郎著 朝倉書店)
「STOP! 生活習慣病」
頑張るぞー
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